スピリチュアルと仕事の交差点

人事の仕事やってます

型にはまる方がラクだから

石井ゆかりさんの著書「12星座」が新装版となっていました。

 

 

あとがきを見てみると、そこに「人間はタイプ分けが好きだ」という言葉が書いてありました。よく調べたことがないので適当に書きますが、特に日本人は好きなようですね。血液型占いも日本だけ?と聞いたことがあります。

 

日本が島国であることも背景として影響しているようにも感じます。どこかの集団に属しておかないと生き延びることが難しい、今のように食糧を大量生産しいつでも食することができるような時代ではなかった時は、助け合わないと到底一人では生きられなかったでしょうし、その意味で集団であることの様々な安心感があったのではないでしょうか。

 

だから自分があるタイプに属している(=同じタイプの仲間がいる)というのはとっても安心するし、楽なんだと思います。仲間外れにされる心配が少なくなるでしょうから。私もやっぱり、そういう「居ていい場所」があるとホッとします。

 

ただ時折気をつけようと思っているのは「そこで思考停止になってないだろうか」と振り返ること。確かに安心だし楽だけど、例えばもっと自分に適したものがあるのではないだろうか?と考えてみることも大切なのではないかなとも思うのです。

 

足りないのでは?という欠乏感からの発想ではなく、もっと磨けるのでは?というプラスアルファの積み上げの感覚からそう思えると良いなと思います。
「みんなと同じ」はとても助かるけど、一方でそれに頼り過ぎないこと、「型にはめて終わり」にしないことを時には意識しないと、いつの間にか自分の人生の舵取りが他者に奪われてしまい主体的な毎日にできなくなってしまうのでは?なーんて(やや大げさですが)思ってしまいました。