スピリチュアルと仕事の交差点

人事の仕事やってます

「私の価値を認めてほしい」

今私は週休3日の契約社員形態で働いているのですが4月からはフルタイム勤務に戻すことにしました。雇用形態も正社員に復帰。正直「フルタイムに戻す」ことだけが自分としてのポイントだったのでそれ以外はほぼ会社にお任せにしたところ正社員として元いた部門に復帰という流れになりました。

 

なりましたと言っても、まだ雇用契約書きてないので覆るかもしれないけど(苦笑)そうなったら笑うわ〜。

 

この働き方の変更にあたり、「処遇を見直してほしい」という相談というか直談判もしていました。フルタイムに戻る分もちろん100%に戻るんですけど、そういう意味ではなくて根本から見直してほしい(つまりは給料上げろ)と交渉していました。それで多少は見直してもらえることになりました。まぁこれまで色々ありましてね…。

 

自分自身のこともそうだし、はたまた最近周囲で耳にした話も然り、みんな「自分の価値をもっと認めてほしい」という欠乏感を持っている人が社内に多いような気がしたんですよね。上の層も下の層も。まぁ、みんな多少なりと欠乏感を持っているのが現実的で健全なのかもしれませんが、健全よりちょっとプラスネガティブ寄りというか、そんな印象を持ちました。

 

この「認めてほしい」というマインドは、欠乏が過ぎると人を変な方向へ導いてしまいますよね。極端が犯罪だと思います。会社の範囲だといわゆる社内政治につながっていったりとかかなぁ。

 

仕事って(特に会社は)代わりがいないとダメ(属人的は良くない)だけど、でも一方で「自分だから役に立っている」「自分がやっているから価値がある」という気持ち(承認欲求)も持っていたかったりします。この塩梅が難しいなと思います。

 

私自身も昔、退職慰留面談で「私はまだあなたと仕事がしたい」と上席に言われた時に「自分の価値を感じてほしい」と心の奥底で思っていた自分の本音に気がついたことがあります。その時はそう言ってくれる人がいてくれるから退職を思いとどまりました。

 

ただ、その価値を表したエビデンスの一つが「年収」だと思うんですよね。いくら君のことが大事だとか言われても足元を見ると…というのもある種現実です。

 

みんな自分の価値を認め合える環境で仕事ができたら、日本の国力はもっと上がるのかななんて仰々しいことを思ってしまいました。だけど毎日しんどいという気持ちで働いている人も結構いるわけで。日本の幸福度は本当に低いですもんね。

 

ただ、辛くてもなんとか今日会社に行って仕事してくれたみんなのおかげで今日も社会は回ってると思うと、自分もつべこべ言わず頑張らなきゃなとも思ったわけです。

 

日々の感謝の気持ちを忘れずに。