スピリチュアルと仕事の交差点

人事の仕事やってます

転職に失敗する人

あぁ、こういう人が失敗しますよーといったようなことが書きたいわけではなく(一部そんな話もあるかな)。

 

転職をテーマ?にしたドラマが始まりましたよね。見てないですけど。私は長らく仕事で採用をやっていたので転職エージェントとの付き合い方はいろんなパターンを見てきました。

 

ドラマの中身を知らないので物語には言及できないですが、結局は人売りですからね…。そこはビジネス、達成予算があるわけなのでエージェントも必死です。結構個人の人脈ベースでやっているような小さなところは親身に対応してくれると思いますが大手になるとキャリアアドバイザーや営業もさまざまな人がいます。なのでアタリの担当者に出会うことを願うばかりです。
企業側もいくら人材データベース豊富なエージェントでも、担当が残念な人だったら本当に決まりません。びっくりするぐらい話を聞いてなくて大量の人材を紹介するものの選考は全く通過せず、ただただ企業側の工数を増やすだけのような担当にも過去当たったことがあります。あれ本当にきつかったわ…。

 

まぁそんな話もあるのですが、実は最近、周囲で転職に失敗する人をよく見かけます。しかもリファラルで転職したにも関わらず、が多い。

 

リファラルとは社員紹介です。知り合いに「一緒に働かない?」と声をかけてもらう転職の仕方です。一般的には紹介する側もされる側もマッチング率、定着率が高くwin-winな手法と言われています。

 

 

なのに失敗してるんですよね。パターンはこんな感じのようです。①紹介した人は引き続き働いており、紹介された人が早々に退職。②紹介した人もされた人も退職。
そして、元いた会社に出戻ってくる。

 

これは私自身の経験談でもありますが、ネガティブな動機100%超えで転職活動をすると変な会社を引き寄せます。まぁ大体がネガティブな理由がきっかけで転職に至る人が多いと思うのですが、そこはなんとかポジ転させて気持ちを整えることが大切。企業側から見てもネガティブ100%超えはある程度面接でわかります。※あくまで100%以上の場合。もう滲み出てるから。。

 

リファラルで特に気をつけたいのは自分自身が転職間もないにも関わらず、知り合いに声をかけようとすること。例えば半年くらいではまだ会社の全貌なんて正直分かりません。自分は管理職だから大丈夫とか、それも結構危険だと私は思っています。蓋開けたら声かけてもらった人が社内政治で全然立場弱かったとかあり得ますからね。
こんなふうにリファラルは確かに楽なのですが、うまくいかなかった場合、声をかけてくれた人との人間関係にもヒビが入りかねません。そういうケースもいくつか見たことがあります。なので簡単に転職できるからと安易に考えたら落とし穴もあるので気をつけてください。でも確かに、リファラルは楽なんですよね…特に声をかけてくれた人が直属の上司になる場合は。入口はめちゃくちゃ楽です。

 

でもそれで紹介した人された人、両方とも転職に失敗してしまった人が過去いたのでなんとも言えないです。転職は当たり前になりましたが回数重ねるのは経歴の見られ方もありますが単に疲れます。毎回一から人間関係構築し直しになるし。

 

とは言っても、中に入ってみないと分からないから、やっぱり毎回賭けなのかもしれません。。