スピリチュアルと仕事の交差点

人事の仕事やってます

言い訳から入る人

オンラインでとある習い事をしていた時の話。
カルチャースクールのようなゆるいクラスだったので、”宿題を1回でも提出しなかったら修了できない”といった厳しすぎる縛りはなかったのですが、それでも毎回宿題はあって講座当日に「自分の回答をシェアしてください」と先生から言われて考えた内容を発表する…という流れでした。

 

日本人の特性なのか(まぁ私もそうでしたが)自分から挙手する人はそうそういないのでいつも先生が指名していたのですが、半分くらいの人が「宿題やる時間がなかったのでわかりません、答えられません」「やり方を間違えたので、答えが間違っているので答えられません」「間違っていると思うんですけど…」といった言い訳をくどくど言って回答しない、またはなるべく回答しなくて済む方向に持っていく…という手段で逃げていました。ちゃんと指名する前に簡単に解説はしてくれてるんですけどね。

 

ある時宿題をやらずに参加した時に私も当てられたのですが「宿題できなかったので、この場で考えて回答していいですか?」と断ってその場で答えたことがありました。先生が「他の皆さんもこの場で考えてもらって構わないので、できるだけ自分で考えて答えてくださいね」と言っていましたが、言い訳ばっかりしている人からしたら「余計なことしてくれるな!」と思っただろうなぁ…と思ってしまいました(苦笑)

 

性格によるんだとは思うんですが、あの言い訳をつらつら言って逃げようとして時間を奪う人を見ると少しだけイライラしてしまいます。せっかくのチャンスなのにと私は思いますが、これも日本の教育方式の結果なんだろうなと思います。あっこんなに偉そうに言っていますが、そんな私は(も)純日本式の教育しか受けたことありません(笑)

 

「答えは正解を言わないといけない」という0か100かという二元論的?というべきか、「間違うことは恥を晒すこと」という一種の洗脳ですね。間違いは悪ではなくてただ違っていたという事実がわかっただけなのですけどね。

 

間違って恥をかくのと言い訳ばっかりして呆れられるのと、どっちがいいですかねぇ?まぁ間違うレベルによって恥をかくレベルも確かに変わりますけどね。私も季節に似合わないとんでもない冷や汗をかく時ありますしね…。